名所・催事

通潤橋

嘉永7年、水に恵まれなかった白糸台地へと通水するために建造された石造単アーチ水路橋です。豪快な放水が行われる際には、多くの観光客が見物に訪れます。国の重要文化財に指定されており、国宝への指定が答申されています。また、通潤橋と白糸台地の棚田景観は、国の重要文化的景観に指定されています。

清和文楽

清和文楽は、山都町清和地区で受け継がれている伝統芸能で、人形浄瑠璃の一種です。人形浄瑠璃では、熊本県に残る唯一のものとなっています。江戸時代末期にこの地域を訪れた淡路の人形浄瑠璃の一座から、村人が人形を購入し、技術を習ったのが始まりとされます。道の駅清和文楽邑には、文楽専用の劇場があり、定期公演も行われています。

蘇陽峡

五ケ瀬川の浸食によって形成された、全国的にも珍しいU字谷渓谷。150~200メートルの絶壁が約14キロほど続いています。11月ごろになると一帯は紅葉に染まり、展望台からの眺めはまさに絶景です。

八朔祭

八朔とは旧暦の8月1日のこと。現在では、毎年9月の第1土曜日、日曜日に浜町商店街一帯で開催されています。祭りの目玉は、山野に自生する材料で作られる「大造り物」です。地元住民たちによって結成された連合組が競い合って製作する大造り物が町中を引き廻される姿は大迫力です。

文楽の里まつり

毎年9月の第2日曜日に道の駅清和文楽邑一帯で開催されます。高原野菜や特産品の販売やステージイベント、清和文楽人形芝居の特別講演などが行われます。

火伏地蔵祭

馬見原商店街一帯で、毎年8月下旬に行われる火伏祈願の祭です。300年以上の歴史を誇る祭りで、勇壮な裸神輿や日用品を用いて制作された造り物の奉納が行われます。